strong要素に関するメモ

HTMLには強調を表す要素が2つある。「em要素」と「strong要素」である。HTML4.01にはそれぞれ

  • EM Element : Indicates emphasis
  • Strong Element : Indicates stronger emphasis

とある。
要するにemが普通の強調、strongがもっと強い強調らしい。だけれども、果たしてどのように使い分けたら良いのだろう。強調の度合いがそれぞれ箇所によって違うというのはわかるが、それを単純に2種類で定義してしまうのは賢明ではない。
単純に強調の強さを変えるだけならば、

<em><em>より強い強調</em></em>
とすることも禁止されてはいない。
strongを使ってわざわざ中途半端に強弱を付けるよりも、何故強調するかをclass名によって分け、スタイルによって明示化してやったほうが良いのかもしれない。ユーザエージェントはその強調の度合いを知りえないけれども、適切にスタイルシートを割り当ててやれば(視覚・音声関わらず)それも問題ないはずだ。
XHTML 2.0ではstrong要素が廃止されるかもしれないので、私は個人的に少しその使用を抑える事にした。