サービスパック
昨日のニュースで WindowsXP の大幅セキュリティ改善のためのサービスパックが発表されたと言うので、どんなものかと Microsoft Japan に訪れてみる。
ところがさっぱり見つからない。あれほど大々的に公表していたと言うのに、最新ニュースにも、ダウンロードページにも見つからないのだ。検索しても上位には見つからなかった。
はて、公開は明日だったかなと疑問に思い Home に戻ったところ、なんと HomePage の一番真中に画像ででかでかと表示されていた。私は一定以上のサイズの画像は広告と判断して自動的に無視する傾向があるので、すっかり見落としていたらしい。
HomePage 中に他のテキストリンクを探してみたが、同ページにリンクしているのはその画像アンカーだけのようだった。これはかなり致命的なユーザビリティ欠陥ではないだろうか。そこいらの企業サイトならともかくとして、Microsoft はその重要性としては規模が違う。あやうく私もダウンロードの機会を逃すところだった。(もっとも私の Windows は 2000 だが)
ちなみに画像リンクの alt テキストは「悪意ある攻撃からあなたを保護
」だった。なんだろう、この広告チックな曖昧な説明は。その先の内容が全く予想できない。
基本情報処理技術者試験
基本情報処理技術者試験のインターネット受付画面、JavaScript必須の上基本的なアクセシビリティ項目がまったく満たされていない。
身体障害者の方への特別措置を希望する
か否かを選択する個所があるのだけれど、そもそもそこに辿り着けないと意味が無いのでは。希望する/しないのラジオボタンにも、ラベルが設定されていないし。
さてと、.COM ★ はすんなり行けたけど、第二種はかなり勉強しないと厳しいだろうか。
プラグインの導入について
最近ふと気づいたのだけれど、Windows XP だと Administrator 権限がないと Shockwave Flash 等のプラグインをインストール出来ないんですね。自分用のユーザを 「Adminstrators Group」 に参加させ忘れたときに、見事に弾かれた。「ここからインストールしろ」と言われても、無理なものは無理なわけでして。
パーソナルじゃないコンピュータの普及が進んでる現在の状況では、プラグインの強要はますます厳しいのではないだろうか。遊びで Web を使うならともかくとして、今はそれ以上の用途が大きな比重を占めているのだし。それでも已然として増え続ける Flash Plug-in 必須サイト。困ったものだ。
どうでもいいけれど、うちの学校のセキュリティシステムでは QuickTime プラグインの配布サイトが有害サイト認定されていて全くアクセスできない。なので、もちろん QuickTime Movie は全く見れない。別に困らないけど。
.com Master の問題
.com Master ★(ドットコムマスター・シングルスター)の検定試験を今週末受けることにしたので、主催団体(NTT コミニュケーションズ)の公式テキストに目を通してみた。
WWW の技術に関する解説。
- HTML 2.0 から、フォントの色や大きさを指定できるタグが登場した
正誤問題ではないようです。これは純粋な解説文。さらに
- HTML 2.0 は W3C が最初に規定した HTML の規格である。
なんてものが。どうしよう・・・私、100点取る自信無いよ・・・。
他にも、URL の 『http: 』プロトコルと呼んでいたり、Windows と MacOS ばかりで UNIX 系 OS についてさっぱり触れられていなかったりとかなり怪しげな香りがちらほらと。
それにしても、無駄に IE と Outlook Express に関する解説が多い。「性的、暴力など、子供に見せたくないページを制限するもののことを何と言うか」*1と聞かれても、非 IE ユーザにとっては“知ったことか”、という思う気がするような。
せいぜい支払った高額な受験料が無駄にならないことを願います。
*1:答え:コンテンツアドバイザー