テーブルレイアウトの最大の欠点
テーブルレイアウトは、さまざまな弊害を伴った過去のテクニックである。
- 概ね文章構造が明示されていない
- ユーザスタイルシートで弄りにくい
- 高度な環境が必要
- 誤った要素の使い方
等々、理由は沢山あるけれど、テーブルレイアウトの最大の欠点はソースが汚くなるということではないかと思う。
つまりは、多くのWYSIWYG型エディタが挿入する、蛇のようなテーブルタグの数々。2重、3重、4重にも入れ子されて、何処から何処までが曾孫テーブルなのかもさっぱり解らない。あれを手書きで修正しようとすると、本気で萎える。たった一行の注釈を加えるだけなのに、ファイル全体の多重テーブル構造を理解しなければならないのだから。
しかも、テーブルがあまりに有名となったために、何でもかんでもテーブルで解決しようとする人も多いようで。
<table border=0>
<tr><td bgcolor="#99ccff">背景色を付けたい段落</td></tr>
</table>
こんな面倒なソースも
<p>背景色を付けたい段落</p>
として適当にCSSを付けてやればすむ話。
ある意味fontやらcenterやらよりよっぽど害のある「タグ」なのではないかと思う。レイアウトテーブルは、何ら役に立たない「ゴミ」情報(タグ)ばかりを増やす、排除すべき存在である。大体、tableが多いページに限って、<colgroup>やら<thead>やら<th>やらは一つも出てこない。
一テーブル好きとしては、こういう使い方はどうしても許せない。折角構造を明示できる要素が沢山あるというのに、勿体無い。
*[link]無断リンクを禁止するっ!
古いリソースなのですけれども。
何故「神」である管理人が、
一訪問者の気持ちなどを考えなければならないのですか?
「訪問者が」管理人の気持ちを考えるべきなのです。
「リンクしたい気持ち」など、「リンクされたくない気持ち」に比べれば取るに足らないものです。
ここまで言い切られると、逆に笑いが。この方がなぜリソースをWebに公開しようとされたのかが、全く理解できない。―「神」として崇められたいからだろうか。
「批判されたくないリソースは、大切にHDに保管しておけば良いのでは」、という意見に私は反論できません。