VMLメモ

簡易アクセスログ閲覧システムに折れ線グラフや円グラフを組み込んでみたくなったので、VMLで遊んでみた。VMLとはMSやHP他3社がW3Cに提案したベクトル図形言語で、MSIEの5.0以上であれば標準でインストールされる。SVGがまともに実装されていないので、動的にベクトル図形を書き出すにはVMLを使うしかない。
PerlのGDモジュールで直接画像を描き出すよりも、サーバ負荷が圧倒的に少ないのがかなり良い。XMLベースなので、XHTML文書ならばそのまま組みこみやすいし。生データをXML形式で配信し、VMLを含んだスタイルシートでXSL変換というかたちを取ってみた。
即興で作ったVMLサンプル(一部IE独自拡張含)。
MSIEしか表示できないのがあれですが。遊びの域を出てませんね。ほとんど。
ところでXSLT中のHTML要素に、デフォルトの名前空間として "http://www.w3.org/1999/xhtml" を宣言するとMoz系では真っ白になってしまうのだけれど何故だろう。辛うじて body要素に入れとくとなんとかなるのだけれど。何か根本的に勘違いしているような予感。
ちなみに xsl:outputdoctype-publicXHTMLDTDを宣言してやると、VML部分だけ表示されなくなる。純粋なXHTML文書では無くなるから当然といえば当然か。