XForms 1.0

XForms 1.0の仕様書を初めて読んでみた。ざっと斜め読みしただけなので詳細は把握していないのだけれど、「随分と複雑になった」というのが私の第一印象。
Form Controls Moduleで定義されているコントロールの数は実に19。しかも馴染みのあるものは "input","label","select","textarea" ぐらい。てっきり "radio" とか "checkbox" もあるのかと思っていたけれど、無さそうです。
label要素 とコントロールの親子関係がHTML4のものとは逆になっている仕様には納得できる。フォームコントロールはどうしても空要素の印象が強かったのだけれど、これによってそのイメージはかなり拭われたような気が。
そもそもinput要素でボタンやチェックボックスが作れるというのには、多少違和感があった。CSSを割り当てる時、属性セレクタが使えないIE6.0ではclass名でそれらを分けるしかなくて随分困った記憶が。XFormsではチェックボックスやドロップダウンメニューが select要素 でまとめられているようだ。
― 理解できたのはそのぐらいで、addtional要素やらalert要素やらがどのような使い方をなされるのかはまだよく把握していない。